防犯砂利とは
足で踏むとジャリジャリと大きな音をたてる、防犯を目的とした砂利です。
普通の砂利よりも大きい音が鳴るので、防犯効果が高い砂利です。
防犯砂利を敷くメリット・デメリット
メリット | ・砂利上を歩く音が大きいので、防犯効果が期待できる
・美観の向上が図れる ・雨天時の家の基礎への泥はね汚れが緩和できる ・防草シートとの併用で、雑草対策になる |
避ける場所 | ・防犯に特化した砂利は、普通の砂利に比べると防草効果は低い
・ガラス加工品の場合は、擦れて粉が出る→粉が飛散し、洗濯物に付着したり、目に入ってしまうと痛いので注意 |
防犯砂利として使える砂利
防犯砂利として沢山の商品が売られています。
専用砂利でなくても、音が鳴りやすく、防犯効果の期待できるものもあります。
原料も様々あり、それぞれに一長一短ありますので、簡単にまとめてみます。
セラミック製
防犯砂利として販売されている。
重いので、強い雨で流されたり、風で飛ばされたりせず、安定感がある。
音が大きく、防犯効果が期待できる。
カラーは、白~グレーなど。
価格が高いのがデメリット。
ガラス製
本来の意味での砂利(石)ではなく、原料のガラスを砂利状に加工したもの。
ガラス製の防犯砂利は、高温で溶解、発砲させて作られるので、軽石のように多孔質で、踏むと大きな音が鳴る。
音が大きいので、防犯効果が期待できる。
軽いので、女性でも扱いやすい。
カラーは、防犯砂利として販売されているものは、白系の商品が多い印象。
砂利同士が擦れて粉が出るのがデメリット。
瓦製
使用済みの瓦を砕いて砂利状にしたもの。ガラス製と比べて比較的安価なものが多い。
素材自体の保水性が高いので、ヒートアイランド現象の対策にも使われる。
カラーは、赤系統が人気。黒系や白系もある。
ガラス製と比べると音が小さく、防犯効果は低いのがデメリット。
天然石製
文字通り、天然の石。
ガラス製のように粉末化しないので汚れない。
カラーは様々。
音は、あまり大きくないのがデメリット。
防犯砂利を敷く場所
敷く場所 | ・家の裏や、普段人が通らないところ
・塀際など、不法侵入の経路になり得るところ |
避ける場所 | ・アプローチや玄関前等、日常的に自分で通る場所←音を不快に感じるかもしれないので避けた方が無難
・ガラス加工品は粉が出るので、洗濯物付近は注意が必要 |
敷き方・注意点
敷き方・注意点は、こちらの記事をご参照ください▼
「DIYで砂利を敷く!砂利を用いた庭づくり」
防犯砂利は、大きな砂利の物が多いので、防草シートを併用し、厚めに敷くことをおすすめします。
普通の砂利と防犯砂利
防犯に特化した専用砂利は、価格が高めです。
普通の砂利でも、家の周りに敷いてあるだけで不法侵入の抑止力になり得ます。
上記で解説したメリット・デメリットはもちろんのこと、費用やデザインなども考慮しながら、砂利を選択してください。
Rochas Brasil Pedras DecorativasによるPixabayからの画像
以上 小泉雄作でした。
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